今回も入手困難な希少レザーのご紹介です。
今回ご紹介するのは【アザラシ(シール)革】です。
アザラシの革(シールスキン)とは
アザラシやオットセイといった、いわゆる海獣の革を総称し「シールスキン」と呼びます。 シールスキンは、厚みと丈夫さが特徴で、波のような畝模様が見られます。
アラスカやカナダの原住民「イヌイット=Inuit」や「エスキモー=Eskimo」の人たちの貴重な食料として、今でもアザラシ漁は行われています。
毛皮や革はとても稀少ゆえワシントン条約によって輸出入は厳格に管理されています。
牛や豚などの畜産動物は世界中で養殖されているので、皮も比較的簡単に入手することが可能ですが、アザラシやアシカ、オットセイは野生のものを捕獲するため、流通量も少なく、希少性も高いのです。
彼らは流氷が漂うような寒さが厳しい環境に生息して、胴体で這うようにして移動しているので、非常に皮が分厚くて頑丈。シールスキンも強度が高い革素材です。
シールスキンの肌触りはソフトで、スベスベとして滑らかできめ細かいので、財布やバッグの素材としてとても人気の革です。
流通量が制限されているため、新規入荷がほとんどない希少な革素材です。
人とかぶらないものを持ちたい人にはおすすめです。
アザラシの革(シールスキン)を使用した薄型のフルラウンドファスナー長財布。
財布はオールレザーでありながら一つ一つのパーツを極限まで薄さを追求し、丈夫さ、実用性、薄さを実現しました。ファスナーにはYKKの高級ファスナーであるエクセラを使用しているのもポイントです。
今回も希少なアイテムをご紹介させていただきました。
次回の更新もぜひご覧ください。
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