デニムジーズンをこよなく愛するアメカジスタイル、そしてその中でも「鉄馬(アイアンホース)」とも呼ばれる「ハーレーダビッドソン=HARLEY-DAVIDSON」の乗り手から、長年愛され続けているレザーアイテムの一つ『メディスンバッグ』。
今回の特集は「男たちは何故『メディスンバッグ』に惹かれるのか?」ということも検証しながら『メディスンバッグ』の魅力に迫ります。
アメリカを象徴する「カウボーイ」
古き時代から男は腰回りに大切な物を装備するという慣わしがあります。
中でもガンフォルダーを腰からぶら下げた「カウボーイ」は、その勇ましい姿が美化されて映画やドラマの中でヒーローとして扱われる存在となっています。
そんな「カウボーイ」を題材にした映画の中でも『荒野の七人』は、“西部劇”の金字塔というに相応しい作品です。
馬からバイクへ、ガンフォルダーからメディスンバッグへ
時代は流れ「馬車は車に」、「馬はバイクに」と変わっていきます。
バイクはどちらかというとアウトローな印象の乗り物。中でも「ハーレーダビッドソン=HARLEY-DAVIDSON」は、1969年に公開された『イージーライダー』の影響かその傾向が強いです。
『イージーライダー』が公開された1969年は、今とは違い携帯電話も無ければスマホ(スマートフォン)もありません。
しかし現代は「カウボーイが腰から下げている銃」と同じぐらいスマホは無くてはならない重要なアイテム。そして快適なライディングを楽しむ為には、パンツのポケットには出来るだけ物を入れたくないものです。
馬とバイクの共通点の一つでもある、両手が塞がるという欠点を補いつつ、カッコ良いアイテムとして注目されたレザーアイテム、それが『メディスンバッグ』です。
メディスンバッグが似合うパンツ
『メディスンバッグ』が似合うのは基本的にアメカジスタイルです。
パンツはデニムジーンズかレザーパンツの2択、カーゴパンツやチノパンもアメカジの定番パンツですが、カーゴパンツはサイドに大きなポケットが付いているのに『メディスンバッグ』を使用することに対する違和感、またチノパンは、きれい目な印象になるので避けた方が無難です。
必要な物だけしっかりと入るちょうどいい容量
二層式のメインポケットにハーフサイズの財布、手前のポケットには良く出し入れをするスマホとタバコなど、使用シーンに合わせてポケットの使い分けができる仕様となっています。
安全性の高い片側オープンホック
ベルト通しはかがんだ時にも外れにくいよう一定方向からしか開かない特殊なホックを採用しています。
ベルトをしたまま装着したり外したりすることが出来る仕様になっています。
開け閉めがしやすいマグネット仕様
開閉部分には開け閉めが簡単に出来るマグネット(磁石)製のボタンを使用しています。
ぶら下げる位置はパンツの脇
実際に使用するとこんなイメージです。
ぶら下げる位置は利き手側の両脇、デニムジーンズの場合は、サイドに作られたベルトループを跨ぐようにぶら下げると安定します。
ぶら下げる位置を太腿の上にするなど、前寄りにすると、あまりカッコ良くないので注意してください。
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