ALZUNI BLOG
ALZUNI BLOG

野性の、芸術を、その手に。エキゾチックレザーという、深遠なる、世界。

整然と、管理された、牧場で、育つ、牛革の、穏やかな、表情とは、対極に、ある、世界。 そこには、厳しい、自然界を、生き抜いた、生命の、力強い、証が、刻み込まれています。

今回は、アルズニが、特別な、情熱を、注ぎ続ける「エキゾチックレザー」という、深遠なる、世界について。 それは、単なる、希少な、素材という、言葉だけでは、語り尽くせない、野生の、魂と、職人の、技が、交錯する、芸術の、領域。その、背景と、私たちの、思想の、視点から、お話ししていきます。

生命の、神秘を、その身に、纏う。人類と、希少革の、永い、物語。

古来より、人類は、自らが、暮らす、土地には、存在しない、遠い、異国の、動物たちの、革に、特別な、価値を、見出してきました。ワニの、硬質な、鱗は、王の、権威と、力を、象徴し、蛇の、脱皮する、姿は、再生と、永遠の、生命の、シンボルとされた。それらは、単なる、装飾品ではなく、神秘的な、力を、宿す、お守りであり、ステータスを、示す、証でもあったのです。

その、根底に、あるのは、人間には、到底、計り知れない、自然界の、造形美への、畏敬の念と、その、生命力を、少しでも、自らの、ものにしたい、という、根源的な、欲求なのかもしれません。エキゾチックレザーの、歴史は、人類が、未知なるものへ、抱き続けてきた、憧れと、探究の、歴史そのものなのです。

自然界が、創造した、究極の、テクスチャー

エキゾチックレザーの、魅力は、その、一つとして、同じものがない、個性的な、表情に、あります。それは、まさに、自然という、偉大な、芸術家が、長い、年月を、かけて、創り上げた、究極の、テクスチャーです。

例えば、ワニ革。その、腹部に、整然と、並ぶ「腑」と、呼ばれる、鱗模様の、配置は、同じ、種類の、ワニでさえ、一頭一頭、すべて、異なります。その、威厳に、満ちた、風格は「革の、王様」と、呼ばれるに、ふさわしい、圧倒的な、存在感を、放ちます。

あるいは、象革。その、表面に、深く、刻まれた、網目状の、シワは、悠久の、時を、生きてきた、賢者の、ような、静かな、温もりと、風格を、感じさせます。その、類稀なる、耐久性は、古くから、武具などにも、用いられてきました。

そして、海の、宝石とも、称される、エイ革(スティングレイ)。ガラスビーズを、敷き詰めたような、その、表面は、光を、受けて、キラキラと、輝き、中央には「スターマーク」と呼ばれる、白い、斑点模様が、一つだけ、存在します。その、神秘的な、美しさは、古くから、人々を、魅了し続けてきました。

アルズニと「野性」の向き合い方

なぜ、私たちは、この、挑戦を、やめないのか

ワニ、象、シャーク、パイソン。これらの、エキゾチックレザーは、牛革に、比べて、はるかに、扱いが、難しく、その、調達も、ワシントン条約などの、国際的な、取り決めに、基づき、厳格に、管理されています。決して、効率的な、素材では、ありません。

それでも、私たちが、この、挑戦を、やめないのは、そこに、アルズニの、ものづくりの、原点ともいえる「飽くなき、探究心」が、あるからです。まだ、誰も、見たことのない、美しさ。常識を、覆すような、新しい、価値。それを、追い求める、情熱が、私たちの、バイヤーを、世界中へと、突き動かし、希少な、素材を、探し求めさせます。エキゾチックレザーに、向き合うことは、アルズニの、挑戦の、精神そのものなのです。

素材の、魂を、殺さず、生かす、ということ

エキゾチックレザーを、扱う上で、最も、重要なことは、その、素材が、持つ「生命の、痕跡」を、最大限に、尊重し、生かし切ることです。私たちの職人は、一枚の、ワニ革を、前にした時、まず、その、腑模様の、流れを、読み解き、製品の、どの、部分に、どの、模様を、配置すれば、その革が、最も、美しく、見えるかを、徹底的に、考え抜きます。

象革の、深い、シワ、パイソンの、鱗の、流れ。それらを、デザインの、一部として、どう、取り込み、製品としての、強度と、美しさを、両立させるか。そこには、長年の、経験と、鋭い、感性が、求められます。私たちは、革の、個性を、無視して、均一な、製品を、作るのではなく、その、革が、生きてきた、証そのものを、デザインとして、昇華させることを、目指しているのです。

使い手と、共に、生きる、第二の、生命

アルズニの、手によって、製品として、生まれ変わった、エキゾチックレザーは、そこから、第二の、生命を、歩み始めます。それは、持ち主の、手に、渡り、共に、時間を、過ごすことで、始まります。

牛革とは、また、違う、独特の、経年変化。ワニ革は、使い込むほどに、深く、艶やかな、光沢を、増し、その、風格を、さらに、高めていきます。象革は、より、しなやかに、手に、馴染み、その、シワの、陰影が、さらに、深まっていきます。それは、持ち主だけの、物語が、刻み込まれていく、過程です。私たちは、その、長い、物語の、ための、最高の、スタート地点を、用意することに、全力を、注いでいます。

まとめ

エキゾチックレザーの、世界は、ただ、珍しい、というだけの、世界では、ありません。 そこには、自然への、畏敬の念、職人の、知恵と、技術、そして、持ち主と、共に、時を、刻む、という、ロマンが、あります。

アルズニは、これからも、この、野性に、満ちた、深遠なる、芸術と、真摯に、向き合い、挑戦し、その、唯一無二の、価値を、求める、人々のために、ものづくりを、続けていきます。

more insights