LEATHER

本物の革のエイジングを楽しむ Part.2

こんにちは。
今回も引き続き、革のエイジング特集をお送りいたします!
今回はエキゾチックレザーのエイジングについてご紹介いたします。

アカエイ革(スティングレー)

かつて日本刀の柄にも使われていたほど表面が丈夫で、水にも強いという特徴を持ちます。

スティングレイハートと呼ばれるツノ部分は「海の宝石」と称され、人々を魅了してきました。1枚の革から1つしか取れない貴重なものです。

当社では手間のかかる、銀擦りエイ(革表面を加工したもの)を取り扱っております。
経年変化はとてもゆっくりと光沢や革の表面の角が取れ滑らかな触り心地になってきます。

スタッフ使用サンプル   使用年数:約15年

ゾウ革(エレファントレザー)

ワシントン条約によって保護されているエレファント。

インド象に関しては現在も全面商取引禁止、アフリカ象は一部商取引が解禁されましたがその数はかなり制限されたものとなっています。

エレファントレザーの特徴は大きなシワと丈夫さ、撥水性の高さにあります。
使い込むことで艶が出始め、シワ感がより浮きだってきます。

スタッフ使用サンプル   使用年数:約4年

スタッフ使用サンプル   用年数:約3年

サメ革(シャークレザー)

サメ革としては国内最高級のブルーシャーク(ヨシキリサメ)を使用しています。
水に強く高い強度をもちます。頭部から尾部かけて細かい網目状のシボが特徴です。

使い込む程、ツヤと深みが増し、信じられないほど長持ちします。

スタッフ使用サンプル   使用年数:約10年

スタッフ使用サンプル   使用年数:約3年

ダイヤモンドパイソン革(フロントカット)

アミメニシキヘビの革でダイヤモンドパイソンとして広く知られているヘビ革です。

革名にあるF/Cとは、フロントカットの略であり、フロント(腹部)側をカットする事によりウロコの特徴でもあるダイヤ型の連続的な模様そのままを活かし仕上がりになります。

フロントカットパイソンは表面を特殊なコーティング処理で鱗の浮き上がりを抑えているので、艶やかで滑らかな手触りがとても上品な革となっています。愛用し使い込むことで、徐々に黄色味がかかりパイソン独特の経年変化を楽しめます。

ダイヤモンドパイソン革(バックカット)

バック(背中)側から革をカットしているので、普段地面に接する腹側の大きなウロコが中心に並んでいるのが特徴的な革です。
バックカットパイソンはその大きな鱗の特性を活かすため、表面には敢えてコーティング処理がされておらず、フロントカットと比べワイルドさを持っています。

使い込むほどに光沢が増していき、最初は浮き上がっている鱗が経年変化によりピタッと張り付くように仕上がっていきます。

スタッフ使用サンプル   使用年数:約3年

スタッフ使用サンプル   使用年数:約10年

いかがでしたでしょうか。

2回に渡ってエイジングの魅力をお伝えいたしましたが、エイジングの出方は使い方や環境でまったく変わってきます。
ぜひ、あなただけのオンリーワンの革を育ててみてください。

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