「センザンコウ」とは
漢字で書くと「穿山甲」
見た目はアルマジロやアリクイに似ており、有鱗(ゆうりん)目センザンコウ科の哺乳類動物です。
30~85センチ程の大きさの動物ですが、主食はアリ。アリ塚にひそむこの虫を食べるため、種類によっては体長よりも長い舌を持っています。
センザンコウという名前はあまり聞きなじみがないかもしれませんが、実は「世界で一番密猟されている」と言われている哺乳動物なのです。
アジアとアフリカに分布する8種全てが絶滅の危機にあります。
密猟の原因は、珍しい伝統薬の原料として珍重されるウロコ。また、皮も皮革製品に利用されるほか、肉が食用にもされています。
このセンザンコウの危機について広く伝え、保全対策を進めるため、2011年に「世界センザンコウの日」が制定されました。
毎年2月の第3土曜日、2024年は2月17日が、その日にあたります。
センザンコウレザーの特徴
センザンコウの最大の特徴はこのウロコ模様です。
人間の爪のような成分でできた硬いうろこで全身が覆われています。 独特なひし形の格子模様が特徴で、他の革にはない迫力があります。その希少価値により人気の高い革です。
センザンコウを使用したアイテム
現在はワシントン条約により輸入が禁止されている為、在庫にあるかぎりとなっています。
ONLINE SHOPではセンザンコウだけではなく、ゾウやクロコダイル、鮫など希少なレザーをつめこんだ、パッチワークアイテムをご覧になることができます。
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