レザーアイテムの魅力は「高級感」「耐久性」、そして忘れてはいけないのが「革を育てる楽しみ」です。
革を使い込むほど味が出る経年変化のことを「エイジング」と呼びます。
ALZUNIが扱う高品質なレザー製品は、貴方の使い方によってエイジングしていき、貴方だけの手放せないアイテムへと変化していきます。
今回の特集はALZUNIのレザーへのこだわりとエイジング(経年変化)についてスタッフが使用しているウォレットなどを交えながらご紹介させていただきます。
国内最高級タンニンなめし革を使用した、
自社開発のサドル加工レザー
アルズニの製品に使われている数十種類の革は、バイヤーが厳選し世界各国から直接仕入れています。 中でも上質な国産タンニンなめしのヌメ革は、しなやかなのに伸びと弾力性は少ない最高級の革として根強い人気を誇ります。年々国産の上質タンニンなめし革が少なくなる中、厚さ4.5~5.0㎜の物は他社では入手不可能です。これは長年当社と取引してきたタンナーの努力により支えられています。
革は生き物と言われるように一枚一枚性質も違っています。自社工場ではその性質を最大限に活かす加工をし、製品へと仕上げていきます。オンリーワンのこだわりは、本物の職人のみが持つ「革に命を吹き込む」という技術の結晶でもあります。
長く付き合える「本物の革」を
ALZUNIは、革はその牛が生きていたときのストーリーがそのままダイレクトに伝わるものこそが「本物」だと考えています。植物由来のタンニンなめしにこだわり、血すじやトラをあえて残し、人工物には決してない表情豊かな「本物」の部分も製品にしています。 もちろんムラのない美しい部分も製品にしています。
一見すると、他とは違う見た目が気になるかも知れません。 でもそれはまぎれもない「本物」の証なのです。長く付き合ううちにきっと持ち主の個性を演出する、いとおしいオンリーワンになるのです。 かたちを変えても伝わる「本物」の息吹と、革と真摯に向き合う私たちの想いを感じながらあなたにとってのオンリーワン探しをどうぞお楽しみ下さい。
最高級ヌメ革(サドル加工)
染色や塗装などをせずに仕上げられたヌメ革は、キズや汚れもつきやすい特徴があります。一般的なサドルレザーはその汚れなどが付いてしまう前にオイルなどを加え日焼けをさせてある程度、色をつけることで汚れの少ない綺麗な飴色に育てていきます。
当社のヌメ革に関してはそのような手間をかける必要はありません。購入していただいたその場から使用していただけるようにALZUNI独自のサドル加工が施されています。
何も加工されていないヌメ革が薄い肌色に対し、ALZUNIのサドル加工革が多少茶褐色に色づいているのはそのサドル加工の影響です。
使い始めから経年変化の雰囲気を持たせており、そのまま長くご愛用していただくとより深みを増した独特のアメ色に変化していきます。
スタッフ使用サンプル 使用年数:約20年
インディアナレザー
タンニンなめし革は国内最高級のものを使用しています。
一度に大量に革をなめすことのできる近代的なクロムなめしとは異なり、ピット(渋槽)に時間をかけて漬け込んでなめすタンニンなめしは、途方もない手間と時間、熟練の職人の技術が必要になります。
化学薬品などは一切使用しない植物タンニンなめしにこだわり100%ナチュラルの原皮です。しなやかで伸びと弾力が少なく、長年愛用できる製品作りには欠かせません。
使い込むほどに艶が増し、迫力のある表情に変化していきます。
スタッフ使用サンプル 使用年数:約10年
スタッフ使用サンプル 使用年数:約7年
Wショルダー
太く荒い繊維層の関節部分の厚みがありつつも柔軟性のある革です。
型崩れしにくく、頑丈な上に柔軟な革の為、「ベルトのための革」といわれるほど、ベルト帯用の革としての相性は抜群です。 当社ではWショルダーにもサドル加工を施したものと、染色したものをベルト帯として提供しております。
スタッフ使用サンプル 使用年数:約10年
エイジング紹介 牛革編でした。
次回はエキゾチックレザーメインにご紹介させていただきます!
ぜひ次回もご覧ください。
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